【LIVA】【Ubuntu server14.04】Asteriskを導入
※2019/6/3追記
http://engetu21.hatenablog.com/entry/2019/06/02/225922
でDocker上で最新のAsterisk15を入れる記事書きました。
参考になればこれ幸い
※追記終わり
後々、050plusと連携するために「Asterisk」を導入します。
※Asterisk:オープンソースのPBX。SIPプロトコルを使うのでIP電話による内線を実現したり、050plus等と連携して外線とB2BUA(要するに発着呼制御)の実現が可能。
1.Asteriskのインストール
Ubuntuではapt-getでパケージを入れられます。
$sudo apt-get install asterisk
2.Asteriskの設定
通話確認のため、最低限の設定をします。
$sudo cp -a /etc/asterisk/sip.conf /etc/asterisk/sip.conf.bak
$sudo cp -a /etc/asterisk/extensions.conf /etc/asterisk/extensions.conf.bak
あまり意味はありませんが、デフォルト設定のバックアップを取ります。
①内線電話の設定
中身を消して、以下の内容でコピペ
$sudo vi /etc/asterisk/sip.conf
[general]
context=default
port=5060
bindaddr=0.0.0.0
language=ja[201]
type=friend
defaultuser=201
secret=pass
canreinvite=no
host=dynamic[202]
type=friend
defaultuser=202
secret=pass
canreinvite=no
host=dynamic[203]
type=friend
defaultuser=203
secret=pass
canreinvite=no
host=dynamic
内線電話として201~203を設定。
defaultuserで内線番号を表す
secretが接続パスワードを表す
②内線の挙動設定
中身を消して、以下の内容でコピペ
$ sudo vi /etc/asterisk/extensions.conf
[default]
exten => _20X,1,Dial(SIP/${EXTEN},30,r)
exten => _20X,2,Hangup()
「_20X」で200~209までをまとめて同じ動作にさせる、という設定になる。_(アンダーバー)は重要。忘れてはいけない。「_2XX」にすれば、200~299になる。
その次の1や2は優先度を表す。
その後のDial,Hangupなどは設定によって通話を確立したり、自動応答に設定できたりする。詳しくは省略(勉強中)。
「SIP/${EXTEN}」は200~209を設定指定のと同じ意味(らしい。あまり説明しているサイトがない)
③設定適用
設定ファイル適用のため、Asteriskを一時再起動します
$sudo service asterisk restart
Stopping Asterisk PBX: asterisk.
Starting Asterisk PBX: asterisk.
3.SIPフォンの設定
今回はX-Liteを使用します。
設定はこんな感じ。
認証が通れば以下のように「Available」状態になります。
Androidスマホにも設定すれば(アプリを入れずにOS設定変更で行けるが、方法は省略)、Asteriskを経由して内線電話が実現できる。
(203:スマホ、201:X-Lite 203→201に掛けた状態)