【Linux】バックアップしたLinuxディスクイメージをWindowsにマウント
Linuxのディスクを丸ごとバックアップするにはddコマンドがあるわけですが、例えば、ラズパイはSDカードで運用するため、WindowsでSDカードリーダでバックアップすることができます。
使うソフトはDD for Windowsです。
本ソフトはWindows10で利用できますが、使用する場合は管理者として実行しないとSDカードが見れないので注意です。
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※2018/12/17追記
以下、OSFMountでいったんマウントすることを記載していますが、後方で書いた追記によって手順的には不要になります。
※追記終わり
DD for Windowsでバックアップしたイメージはddiファイルと呼ばれるものになりますが、これをWindowsにてマウントすることで、中の情報を参照することができます。
まず必要になるのがOSFMountです。
これをインストールし、Image fileでDD for Windowsで吸い出したddiファイルを指定します。
正常にマウントできれば、ダイアログで「フォーマットしますか?」とできますが、これはキャンセル。
この状態ではエクスプローラからは中身を見ることはできません。
そのため、DiskInternals Linux Readerをインストールします。
インストール後に起動するとWindowsのエクスプローラのようにハードディスクを選択できるため、該当のLinux仮想ディスクにアクセスできるようになります。
※2018/12/17追記
コメントいただいたので追記します。
OSFMountでマウント後、Linux Readerを実行するとマウントしたイメージがドライブとして見れていたのですが、最近のバージョンでは見えないようです。
ただし、Linux Reader自身でマウントができるようなったため(元からできてたかも?ちょっと覚えてませんが)、イメージファイルの中身を見ることができるようです。
メニューから「Drives」->「Mount Image」
「Raw Disk Images」を選択してNext。
イメージファイルの選択ダイアログが表示されるため、マウントしたいイメージを選択します。
昔ddコマンドでとっておいたLIVAのバックアップイメージ(/配下)では以下のように表示されます。
上記はLinux上でDDコマンドを作ったimgファイルですが、DD for Windowsで作成したファイルも基本的にRawDiskImageになるはず(拡張子が違うだけのはず)なので、イメージファイル選択時に「All Files」を指定してddiファイルを開けば、おそらくマウントできるはずです(未検証ですが)。
※追記終わり