【OpenMPTCProuter】ラズパイ4へPi-hole導入し、全ローカルマシンで広告ブロック実施とDNSサーバ設定を統一化

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以前、OpenMPTCProuterで利用しているVPSにPi-holeを導入しましたが、ネットワーク状況を示す表示が微妙な感じになったのでやめました(公式に載ってるからやってみたのにどういうことやねんと思わなくはないが)。

Pi-hole自体は使いたいので、現状ローカルネットワーク内でファイルサーバ兼VPNサーバ(前回対応済み)として動いているラズパイ4に導入します。
以下のコマンドでインストーラが起動するため、あとは以前設定した内容と同じような感じ(冒頭のリンクで記載しているので割愛)でインストールを実施。

$ curl -sSL https://install.pi-hole.net | sudo bash

 
ラズパイ4に入れ終わった後に、OpenMPTCProuterの設定も変更します。
github.com

OpenMPTCProuterでは、[ネットワーク]→[DHCPおよびDNS]→[一般設定]タブと辿っていき、
DNSフォワーディング」のデフォルト設定値の「/lan/」「/use-application-dns.net/」以外を削除したうえで、ラズパイのIPアドレスを設定します。

 
インターネットに出るまでのルーティングはちょっと回りくどくなるけど、
ローカルPC→OpenMPTCProuter(ルータサーバ)→ラズパイ4(Pi-hole)→OpenMPTCProuter→(VPS)→インターネット
という形になります。
この形の利点として、OpenMPTCProuterでDNSフォワーディングにラズパイ4を指定しておくことで、
ローカルネットワーク内のすべてのPC/スマホでのインターネットアクセスにおいて、DNS解決で必ずPi-holeを通過することになるので、広告ブロックの適用(とDNSキャッシュの利用)を行うことが可能になります。
また、各々の端末でDNSサーバの設定をわざわざ行う必要もなくなる。とても快適。